心臓弁膜症とその手術について

皆さんこんにちは!

今週の担当は垣内ゆりです。

 

日増しに暖かくなり、桜の開花が待ち遠しいですね。

 

今週、父の手術の為に長くお休みを頂いていました。患者さんには大変ご迷惑をおかけしました。

 

父は心臓弁膜症という病気で前回は昨年11月に手術をして今回が二度目の手術でした。

現在、父はICUで看護を受けていて、人工呼吸器をつけているものの表情は明るくとても元気な様子です。

 

心臓弁膜症とは

さて、心臓弁膜症とはいったいどんな病気なのでしょうか

 

心臓は全身の血管や組織、脳、肺に血液がめぐるようにポンプのような働きをします。

その作業をスムーズに行うために4つの弁がついていて、この弁が正常に働くことで血液の逆流を防ぎ、大量の血液を一気に押し出すことが可能になるのです。

 

障害された弁の種類によっても異なりますが、息切れや胸が苦しくなるなどの症状があり、進行すると血管でうっ血か起こり、肝臓や肺にも障害か出てしまいます。

 

幼少期のリウマチ熱や先天性の奇形などが原因として多く挙げられます。

 

治療は、利尿剤を使い血圧を下げる。強心剤の服用。心臓の弁自体の交換があります。

 

心臓の弁の置換

弁自体を機械弁生体弁のどちらかに交換します。

機械弁とはチタンやカーボンなど金属でできたものです。非常に耐久性に優れ、半永久的に使用することができ、再手術のリスクが少ないのが特徴です。しかし、機械に血液がついて固まるのを防ぐ為に血液をサラサラにする薬(ワーファリン)を一生飲み続けます。

生体弁は、牛や豚の生体組織から作られた弁です。機械弁と比べると耐久性は劣り、10年~20年で交換が必要となります。ただし、ワーファリンの服用の必要がなく将来妊娠を希望している女性や肝臓や腎臓に疾患を持っている方は第一に生体弁の適用となります。

 

ワーファリンは血液の凝固作用(かさぶたのように固める)を阻害し、常にサラサラの状態にします。納豆との食べ合わせが禁忌とされているのは、納豆菌に含まれるビタミンKが血液を固める作用があり、薬の効果を消してしまうからです。

 

ビタミンKは出血した際に素早く血液を固め、止血をしてくれる大事な栄養素です。

また、妊婦が服用すると赤ちゃんがに先天的な異常が出る事もあるので妊婦への使用が禁止されています。

 

鍼灸治療の際にもワーファリンを服用していると、出血が止まらなくなる可能性があるため、あらかじめ確認させて頂いています。

 

機械弁にするか生体弁にするか

どちらもメリットとデメリットがありますね。

 

最新の治療では、どちらも使わず

自分自身の心臓の一部を使って弁を作る手術も行われていて

「自己心膜の弁置換手術」で検索すると詳しいことが載っています。

 

ワーファリンを必要とせず、自身の細胞を使用しているので術後の体への馴染みがよく、感染症のリスクが最小限に抑えられるのです。

そして、自己組織を使用することで、一つ約100万円する人工弁を使わずにすみ、経済的なのです。

 

心臓の手術は本人にとっても、家族にとっても大変負担の大きいものです。

少ない時間で多くの決断をしなくてはいけない場面もあるでしょう。

 

また、早期の発見が重要になりますので、どんなに健康なみなさんでも

健康診断だけは必ずいって下さいね!

では、今日はこれで失礼します(^O^)

 

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