スポーツ外傷・障害シリーズ! ~有痛性外脛骨~

 

こんにちは。

かないわ鍼灸整骨院の徳澄です。

 

長いようであっという間に夏休みが

終わってしまいましたね(@_@)!

 

学生の皆さん、夏休みの宿題は

無事終わりましたか??

 

今回は走るスポーツ(特に学生)に多い

有痛性外脛骨についてです。

 

 

病態

 

運動中や運動後に、足の甲の内側にある外脛骨と呼ばれる部分に痛みを生じる障害です。

外脛骨とは舟状骨の内側後方に位置する過剰骨(普通にはない余分な骨)の一つで、

日本人の約15%の人に存在します。

急激な練習量の増加により足の筋肉(後脛骨筋腱)が外脛骨を引っ張ってしまう事により

外脛骨が炎症し痛みが発生します。

発症

陸上・サッカー・バスケットボールなどのよく走る競技で

10-15才の思春期に発症す事が多いです。

運動を繰り返しているうちに徐々に痛みが強くなることが

多いですが、捻挫等の外傷がきっかけとなって発症する事もあります。

また、偏平足、回内足があると外脛骨に負担がかかりやすいため、激しい運動をしなくても

長時間の歩行や立ち仕事などでも痛みを生じることがあります。

 

有痛性外脛骨になりやすい足の形

 

①偏平足

立った時に土踏まずがつぶれてしまっている足

②回内足

立った時に踵が外側に開いている足

③外反母趾

親指が外側に向いている足

 

 

皆さんも自分の足をチェックしてみて下さいね!

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