肉離れについて

2015年6月16日

こんにちは。

副院長の川原です。

 

先日、お休みを頂いて友人に会いに長野まで旅行に行ってきました 🙂 

長野では友人の治療院見学や、温泉、松本城などを観光してきました。

名産の蕎麦は勿論、イナゴや蚕(カイコ)などにも初挑戦してきました!!

皆さんも長野に行かれた時にはイナゴに挑戦してみてください 😛 

 

 

◎肉離れについて

肉離れとは、筋肉が急激に使われ(収縮し)た時に筋肉が部分又は完全に断裂したものをいいます。

ダッシュやジャンプなどの急激な強い力や、テニスなどのフットワークの強い切り替えし等により起こります。

 肉離れの過程

〇程度としてⅢ段階分類されます

<第Ⅰ段階=軽度>

肉離れとしては症状は非常に軽く、部分的に小さな断裂が起こっている状態です。

痛みはありますが自力の歩行は可能です。

 

<第Ⅱ段階=中度>

筋繊維の一部断裂があり、筋膜の損傷や皮下出血が出現します。

痛みにより自力の歩行は難しくなります。

 

<第Ⅲ段階=重症>

筋繊維の部分断裂・完全断裂が起こった状態です。患部表面を触ると凹みが触れます。

非常に強い痛みにより自力の歩行はほぼ不可能になります。

 

〇応急処置(RICE処置)

Rest(安静) Ice(アイシング) Compression(圧迫) Elevation(挙上)です。

RICE処置は応急処置の基本となり、他の怪我やスポーツ障害にも行います。

*受傷直後にRICE処置を適切に行なえると、その後の復帰期間を短縮する事が出来ます。

 RICE処置

〇治療

受傷から数日間の炎症期にはアイシング・電療・鍼・固定を施します。

数日後、炎症が治まってきたらアイシングから温熱(温める)療法に切り替えます。

更に、マッサージやストレッチの順次追加していきます。

回復を早めるにはサプリメントもお勧めします(詳しくはスタッフまで)。

完全に修復されていない状態での運動開始は再断裂してしまう危険が高いです。

(肉離れは再発率の高い怪我です!)

 

〇競技復帰までの目安期間

<第Ⅰ段階=軽度>2週間程度

<第Ⅱ段階=中度>1~2か月程度

<第Ⅲ段階=重症>3か月以上

*あくまでも目安で、種目などによっても異なります。

*状態によってはテーピングなども有効です(ご相談下さい)!

 

 

怪我をされないのが一番なのですが、

怪我をしてしまった時は「応急処置」・「早期治療」が重要になります。

スタッフまでお気軽にご相談下さい。

 

 

 

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