こんにちは。
かないわ鍼灸整骨院の藤井です。
ここ数日は気温が上がっるなど、安定しない陽気です。
温かい日と寒い日との寒暖差で体調を崩す方もいらっしゃるのではありませんか?
皆様、体調はいかがでしょうか?
これからの寒い時期にスポーツをする時、手がかじかんでうまく動かないことがあります。
バスケットボールやバレーボールなど、指先を使うスポーツでは指先が動かないことで突き指するなど、
ケガの原因にもなってしまいます。
今回は、冷たくなった指先や手を早く温める方法についてご紹介します。
さらに、ツボの効果で身体の不調にも効果的です。
★『爪もみ』をしよう!
『爪もみ』と、言葉の通り爪をもむことです。
やり方は
(1)爪の生え際の角を、反対側の手の親指と人差し指で両側からつまむ。
(2)10秒ずつ少し痛いと感じるくらい強く押して刺激する。
たったこれだけです。 簡単でしょう!
これで、末端(指先)に血液が流れやすくなり、血行が良くなることで冷えから脱却できます。
道具も使わないし、いつでもどこでもできるので手軽に実行できるのが最大のメリットです。
また、爪の周りには神経が集中しており、刺激を与えることにより、
自律神経の交感神経と副交感神経に働きかけ、自律神経の調整にも効果があるといわれています。
(※薬指は交感神経に、それ以外の指は副交感神経に働きかけます。)
☆井穴(せいけつ)による効果
更に、爪の生え際の角にはツボ(経穴)があり、各々のツボの効果も引き出すことができます。
親指:のどの痛みや咳など気道性疾患へ、呼吸がしやすくなる
人差指:血管収縮や風邪症状に、首の前の筋肉(胸鎖乳突筋)のコリ緩和へ
中指:胸の苦しさへ、首周りの筋肉のコリ緩和へ
薬指:アレルギー性疾患の症状緩和へ、肩関節の筋肉のコリ緩和へ
小指:胸の苦しさへ、肩甲間部のコリ緩和へ、肘関節周囲の痛み軽減へ
ぜひ試してみてください。
ケガのないようにスポーツを楽しんでくださいね!