2015年11月19日 |
こんにちは。副院長の川原です。
最近一段と朝・晩の寒さが厳しくなってきましたね 😥
風邪やインフルエンザも流行ってきているので体調管理に気を付けましょう!!
今回は肩関節についてお話ししたいと思います。
肩関節は身体と上腕を繋ぐ関節で、広範囲に動くのが特徴です。
筋肉や靭帯で頑丈に構成されています。
広範囲に動く関節のため、日常生活やスポーツで痛めることがあります。
今回は代表的な肩の痛みを紹介させて頂きます。
1、肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
肩関節周囲炎は40~50代くらいの方の原因不明の肩の痛みを指します。
怪我・損傷部位の名前ではなく「肩の痛み」の総称です。
細かい検査をして痛めている部分の特定が必要です。
特徴として夜間痛(夜に痛みが強くなる)などがあります。
2、腱板損傷
腱板とは?
肩関節を構成する筋肉のうち、棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋を指します。
多くはスポーツ選手が痛める部位になります。
運動・動きによって痛める筋肉が変わってきます。
なので、治療法も痛めた筋肉によって変わってきます。
3、石灰沈着性腱炎
肩腱板内に沈着したいわゆる「カルシウム」によって急性の炎症が生じて起こる肩の激痛・運動制限です。
原因が無く急に肩に激痛が走り肩関節周囲炎と勘違いされる事も多々あります。
40~50歳代の女性に多くみられます(男性にも現れます)。
基本的には片側に現れ夜間痛を伴う事があります。
また、激痛になりやすい為、三角巾などで安静にします。
整形外科などで消炎鎮痛剤の内服や局所麻酔剤の滑液包内注射などが有効です。
痛みがとれたら、温熱療法(ホットパック、入浴など)や、
運動療法(拘縮予防や筋肉の強化)などのリハビリを行います。
その他にも肩には沢山の症状が出現する事があります。
症状によって処置・治療が異なります。
詳しくはスタッフまでご相談下さい。
痛みのない生活を送る為にも日々のケアを大切に行って行きましょう!!
]]>