スポーツ外傷に対する正しい応急処置とは!!
皆さんこんにちは!
今週担当は垣内です(^_^)
息子が今月で1歳半になりました~
自我の芽生えと共に母の心身の担が大きくなってきました(≧▽≦)(笑)
それは置いておいて
皆さんはケガをした時の応急処置はどうしていますか?
通常だとまずアイシングを行い、動かないように包帯などで固定、しばらくは入浴も控えて…
とこんな感じでしょうか。
実はこの行為がケガの治癒を遅くしているかもしれないのです!!!
最近では
ケガをした後の早期回復の為には
温熱治療が効果的で
身体の持つ自己治癒能力を最大限に引き出してくる…と言われています
スポーツ外傷とは
いわゆるケガの事ですが、ケガにも定義かあります。
ここでいうスポーツ外傷とは、
スポーツ活動中、体に大きな力(外力)が加わることで関節や筋肉を痛める事を言います。
アイシングとは
ケガの際の応急処置をスポーツ界ではRICE処置います
RICEは省略語で
R...レスト(安静)
I...アイシング(冷却)
C...コンプレッション(圧迫)
E...エレベーション(挙上)
をそれぞれをいいます
冷やして炎症を取り除き、ケガの治癒を早めるという考え方です。
炎症とは、ケガをした際に患部に出現する
発赤(患部が赤くなる)、腫脹(腫れる)、出血(血が出る)、可動域制限(痛みや腫れで動きが制限される)の事で、ズキズキと脈打つような痛みを伴う事がほとんどです。
ここまで読んで、
「え・・?さっき温熱治療が良いって言ったよね?」
と思うかもしれませんが、
実は炎症は身体を治す体の機能の1つなのです。
炎症は身体を治す免疫反応
ケガをすると傷ついた患部に細かい出血が起こり、内出血となります。
これが外から見ると赤く腫れて見えます
アイシングはこの内出血を止める働きがあり
この出血した血液の中に傷ついた細胞を治す働きがあるのです!!
つまり、アイシングしすぎると細胞を治す働きのある血液の流れを止めてしまうという事になります
←NG???
アイシングを最初にケガに有効と推奨した医師も
近年では、「ケガの治癒を遅くする可能性かある…」
と考えを発表したのです。
近年の研究では早期のエクササイズもスポーツ選手の競技復帰には効果があるとして研究か進められています。
多くの研究者の惜しみない努力によって昨日までは非常識だったことが
今日では常識になり、世の中に浸透していきます。
当院ではつい最近まで、アイシングを推奨していたため
多くの患者さんが指示通りにアイシングを行っていると思います。
外傷の処置は温め治療!という事を一人でも多くの患者さんにお伝えできるようにスタッフ一同邁進してまいります
また、痛みの緩和の為にアイシングを行った方が良い事もあるので
自己判断せず、必ずお電話下さいね(^_^)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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