こんにちは。かないわ鍼灸整骨院のかないわ鍼灸整骨院の吉澤です。
院前の街路樹のいちょうの葉が散って本格的な冬が到来しそうですね。
寒い時はぎっくり腰や急性のお怪我に要注意ですね!
今回は前回の私の投稿の続きで、ヘルニアで最も多い
腰椎椎間板ヘルニアの詳しい症状についてお話しさせて頂きます。
部位別の症状
腰には5つの椎骨と言う背骨があり、L~(数字)と表します。
※例えば1つ目の腰椎はL1、2つ目の腰椎はL2と記します。
1つ目の腰椎と2つ目の腰椎の間のヘルニアでしたらL1/L2ヘルニアと記します。
それでは、部位別の症状について簡単にお話しさせて頂きます。
L1/2の椎間板ヘルニア
腰の上あたりに痛みが出ることが多いです。
L2/3の椎間板ヘルニア
足の付け根やそけい部が痛んだり、だるさや痺れたりします。
L3/4の椎間板ヘルニア
太ももの前の部分が痛んだり、だるさや痺れたりします。
L4/5のヘルニア
腰痛の中で、圧倒的に多いのがこの部分です。骨は、下にあるほど重力がかかりますから、痛みやすいです。
症状としては、おしりから太ももの横、膝の下や、外側のすねが痛んだり痺れたりします。
L5/S1の椎間板ヘルニア
おしりの真ん中、太ももの裏、ふくらはぎ、かかとから足の裏、足の小指がしびれたり痛んだりします。
アキレス腱の反射が弱くなり、つま先歩きができなくなります。
ただし、腰椎椎間板ヘルニアであっても、足の症状が出ない方もおられます。
腰椎椎間板ヘルニアの進行により、症状が変化しますので、ご注意ください。
※Sは仙骨と言う背骨の土台の椎骨です。第五腰椎の下に連なっています。
簡単にお話しさせて頂きましたが、
腰椎椎間板ヘルニアと言っても様々な種類があります。
少しの痺れ痛みでも、そのうち治るだろう…と放っておかずに、医療機関への受診をお勧めします。
次回で当院での治療法をお話しさせて頂きます。
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