皆さんこんにちは(^^)/
今週のブログは垣内が担当です
私事ではありますが、先日引っ越しをしました!
改めて、引っ越しって重労働だなあ~と思いました。
患者さんの中にも引っ越し作業が原因で腰を痛めたり、肩を痛めたりする方が多いので気を付けて作業し、重たいものはほとんど夫に…((笑))
夫も私も無事で引っ越しが終わりました(*^_^*)
さて、今日のテーマはRICE処置です。
聞いたことはありますか?
スポーツをしている人、又はしていた人は一度は実際にRICE処置をしたことがあると思います。
RICEとは
ケガをした時に行う応急処置に重要な4つの処置の頭文字を組み合わせたもので、ケガの処置の基本です。
例えば、捻挫をしたら患部を冷やす…これもRICE処置に含まれます。
RICE処置を正しく行うことでケガが治りやすくなり、後遺症も残りにくくなるんですよ(*^_^*)
自分や身近な人がケガをした時に慌てないようにしっかり覚えましょう!
※ケガとは…捻挫、脱臼、打撲、挫傷、骨折がケガに当てはまり、例えば、足を捻った(捻挫)、肉離れを起こした(挫傷)、膝を打った(打撲)など。
- R REST 安静、運動の中止
ケガをすると患部が腫れ、熱感といった「炎症反応」が出ます。これはケガの修復には必要な過程ですが、長引くとかえってケガが治りにくくなってしまいます。
炎症反応は患部に血液が集まると強くなる性質があり、ケガをしたまま運動することは火に油を注ぐようなもの。
ケガをしたらまずは安静をとりましょう。
- I ICE アイシング、患部の冷却
ICEには2つの役割があり、①痛みを和らげる。②患部に血液が集まるのを妨げ、炎症をコントロールします。
ケガをした!と思ったらとにかく冷やしましょう
- C COMPRESSION 患部の圧迫
圧迫することで患部への血流を最小限にし、腫れやむくみを防ぎます。
しかし、あまり強く圧迫すると必要最小限の血流も妨げてしまうので注意が必要です。
- E ELEVATION 患部の挙上
水分は下に流れていく性質があります。
血液の同じで患部が心臓より下にある場合、患部に血液が溜まり、滞りやすくなります。
食事のときや寝ている時でも常に患部を高くするだけでケガの治りに差が生まれます。
どんな時に行うのか
ケガの直後で痛み、腫れ、熱感といった「炎症反応」がある時や運動直後のケアとして行うことで疲労を和らげるので効果的です。
どれくらいの時間行うのか
ケガ直後は約15分~20分RICEし、少し休めて再びRICEします。
2~3日間は温めないように、入浴は控えてください。シャワーは大丈夫です。
マイ 氷嚢を一つ持っていると便利です(^-^)
知っているようで意外と知らないケガの処置。
何よりケガをしないようにするのが一番ですが、万が一ケガをしたり、ケガに遭遇した場合、素早く対応できるとその後の回復が速くなりますよ。
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