こんにちは。かないわ整骨院の吉澤です。
ようやく涼しくなり、動きやすい気候になってきましたね。
運動会シーズンとなり、スポーツの秋です。
以前にも書かれていますが、今日はストレッチについてまた違ったお話しをさせて頂きます!
ストレッチとは
身体の筋肉を伸ばし、柔軟性をあげる事で、
全身の血行が良くなり代謝が向上するとも言われています。
実はストレッチは、静的ストレッチと動的ストレッチと言う2種類にわかれています!
この2つの違い、効果、使い分けについてお話ししていきますね。
静的ストレッチ
皆さんはストレッチと言うと、こちらのストレッチを思い浮かべる方が多いかと思います。
静的ストレッチはストレッチの中でも一般的によく行われる方法で
限界まで筋肉を伸ばしその状態で一定時間キープすることで筋肉を伸ばしていくという特徴があります。
筋肉の柔軟性を高めてくれると考えられているストレッチです!
動的ストレッチ
一方で動的ストレッチは動きの中で行うストレッチのことを指します。
代表的なものとしてはラジオ体操。また、ジョギングや腕や脚を振る運動も動的ストレッチに当てはまります。
サッカーで行なわれている、ブラジル体操も動的ストレッチにあたります。
静的ストレッチとの違いは動きが入っていることです。
静的ストレッチは余り動きを加えずゆっくりと筋肉を伸ばすようなストレッチですが
動的ストレッチでは動きを加えて運動の中で自然に筋肉を伸ばします。
このため、筋肉がほどよく温まり運動の準備ができると言われています。
静的or動的?どちらのストレッチがいいの??
ここまで2つのストレッチの違い、効果についてお話しさせて頂きました。
ここからは、明日から皆様にやって頂けるような使い分けをお話ししていきます!
皆様、運動前に柔軟体操(静的ストレッチ)を行なう方多いと思いますが
実はスポーツ前の静的ストレッチは運動のパフォーマンスを低下させるというデータが出ています…
静的ストレッチはケガの予防とパフォーマンスの改善に効果があると言われ続け実践されてきましたが、
最近では、静的ストレッチにより緩みすぎた筋肉が
スピード、パフォーマンスを低下させてしまうということが明らかになってきています。
このため、運動前には静的ストレッチではなく動的ストレッチを推奨される方も増えてきています。
動的ストレッチは運動を組み合わせて行うため運動前に行うと以下のようなメリットがあります。
☑ 運動に備えて心拍数を上げる
☑ 動きを加えるため筋肉の温度が上がり血行が良くなる
☑ 筋肉ほどよく柔軟になる
☑ 筋肉への刺激となりスポーツの時に素早く反応できる準備が整う
つまり、運動前には動的ストレッチを行うことで運動のための身体の準備が整い、最適なパフォーマンスを行う準備ができると言われています。
動的ストレッチばかりお話しして、静的ストレッチが悪者のようなってしまっていますが、
静的ストレッチにも、良いところはあります。
☑ 筋肉の柔軟性を高めてくれる
☑ 心拍数を落ち着けリラックスさせる
などがあります。
筋肉の柔軟性が高まり、心拍数を落ち着かせる効果があるので、
疲労により柔軟性が弱くなり、心拍数の上がった運動後に行なうのに適したストレッチです!
このように、目的によってストレッチを使い分けていく事でパフォーマンスが格段に上がります!
当院ではストレッチの指導もしっかりとさせて頂いておりますので、お気軽にお声かけください。
上手にお身体と向き合って、お怪我のない秋を過ごしていきましょう!
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